デュアルモードトレーラー

群馬県の太子駅跡地が最近整備されて貨車の展示が行われていますが、このほどアントが寄贈されたそうです。滋賀運送という運送会社が所有していたものだそうで、もとはデュアルモードトレーラーという道路輸送用のトレーラーに台車を取り付けて鉄道の線路をそのまま走らせようと構想していたものに使うためのものだったのだそうです。これは知りませんでしたね。

JR貨物も民営化初期にワ100形という、トレーラーに車輪を付けてそのまま線路を走らせる仕組みを研究していて試作もしていました。いったん脱線した車両は検査をしてからでなければ再使用できない、という法規制か何かがあって、まさに車輪を付けて復線するのがそれにあたるので、いちいち検査しないといけなかったらしい、とかいう話を聞いたことがありますが、果たしてどうなんでしょうか。

滋賀運送の方では2008年頃にアメリカから台車を輸入していたのだそうです。JR貨物の取り組みとは別ということですね。鉄道会社以外がこういうことに取り組むのは意外です。台車の着脱が容易ではないというのは、アメリカではどう対応していたのでしょうか。また税制上の問題というのは、どのあたりなのか気になります。

しかし太子駅跡地、いろいろやっているんですね。ぜひ訪問してみたいところです。

この記事へのコメント

たづ
2020年02月08日 02:09
DMTを「鉄道車両」として見れば固定資産税の対象だと思いますが、道路を走るためにナンバープレートを持っている時点で日本だと自動車税の対象でもあります。
どちらも地方税ですが、軽自動車税と固定資産税が市町村税なのに対し自動車税は県税です。鉄道に使うほどのサイズだと軽自動車の枠には当然収まりませんし、県と市とでどっちが取るか、という問題にもなるのかもしれません。
両方払わねばならないのではそれだけでコストの高い車両となってしまいます。
多少似た点のある、過疎地用のDMVはまだ実証実験をしているだけなので、それゆえの特例でどうにかなっているのでしょうが、幹線筋の貨物輸送用では難しいのでしょう。
Tamon
2020年02月08日 22:45
固定資産税と自動車税がそんなに問題になるほど高いのだろうかと思ってしまいますね…。