リニアメトロ30年

リニアメトロの誕生30年という記事が出ています。

この記事にあるように、リニアメトロは急曲線急勾配に対応することで、厳しい線形の場所にも敷設できるようにすることで建設費を削減すること、またLIMによる駆動で必要な床下高さを大きく抑えることでトンネル断面積を削減することでも建設費を削減することに特徴があります。この規格による建設費でなければとても建設できなかったような地下鉄路線は何本もありますね。ただ、東京の大江戸線はあまりに利用客が増えてしまい、リニアメトロの小断面が不利に働いている状態ですね。

もっとも、リニア誘導モーター(LIM)で駆動することで車輪とレールの粘着に頼らずに駆動・制動するから、急勾配に対応できるという触れ込みだったのに、保線車両はディーゼルエンジンで粘着駆動により自走するから、結局あまり急勾配を採用できなかった、という話を聞いたことがあります。それでも通常の地下鉄よりは急勾配なのですけどね。

建設費を安くすることでこれまでになかった場所にまで地下鉄を伸ばせると言っても、今延伸工事をしている七隈線が開通すれば、もう国内で建設工事をしている場所はなくなりますね。もちろん、通常規格の地下鉄もやってないのですが。具体化しているのは横浜市営地下鉄ブルーラインのあざみ野-新百合ケ丘延伸くらいでしょうか。もう少し整備を進めて欲しい気もしますね。

この記事へのコメント

旅の途中のとおりすがり
2020年03月24日 18:57
他に可能性がありそうなのは都営大江戸線でしょうか。導入空間となる都市計画道路が一部できていますが、駅前広場用地が確保されているところがあります。https://www.google.co.jp/maps/@35.7613291,139.6145408,3a,58.9y,218.57h,89.85t/data=!3m4!1e1!3m2!1sVcYgJ_eTakttJz50gZtVIw!2e0
東所沢や新座市内とは言わずとも、都内区間は何とか出来てほしいものです。
たづ
2020年03月24日 23:22
リニアメトロの保線車両は盲点でした。
ただそれでも通常型地下鉄よりは急勾配で行けているのは、保線車両もウニモグのようなゴムタイヤ駆動輪併用車両(フランジ車輪は基本ガイド)をある程度前提にしていたのではないでしょうか?寒冷地の冬場地上部はダメですが。
Tamon
2020年03月25日 00:37
そう言えば大江戸線延伸プランがありましたね。まだ実現のめどまでは行ってないですが。

ゴムタイヤ併用の保線車両というのは聞いたことがないですね…。どうなんだろう。軌陸車みたいなものなんですかね。