品川駅の現在

鉄道ジャーナルの先月号(5月号)「品川駅の現在」を読みました。鉄道ピクトリアルが4月号で「品川・田町の記憶」、鉄道ファンが同じく4月号で「思い出の東京機関区」とやって、3誌揃って同じ時期に品川周辺を特集に取り上げたのが面白いです。それだけ、田町-品川の線路切り換えと高輪ゲートウェイ開業が大きなニュースだったということなのでしょう。

「品川駅150年のあゆみ」の記事が大変興味深かったです。当初は相対式ホームがあるだけの小さな駅で、ホームすぐ東側は海だったのに、日本鉄道山手線が乗り入れてきて次第に拡充され、現在のような巨大駅に発展していった流れがあります。その通史を初めて読んだように思います。やはり埋め立てで順次東側が広がっていって、また田町と品川の間に車両基地が造成されて、という感じで次第に大きくなっていったんですね。

大井工場の敷地はもとは丘陵のようになっていて、そこを削って工場を建設する敷地造成を行った際に、田町に残土を運んで埋め立てに使った話も出てきました。これも以前どこかで読んだ覚えがあります。うまく再利用したのですね。

そういえば、鉄道友の会の会誌『RAILFAN』によると、東神奈川駅東側の東海道本線も、京浜東北線の建設の際に付け替えられた区間があるそうです。はっきりした理由も工事記録も残っていないそうですが、線路跡の一部が京急神奈川新町の車庫の用地になっているそうです。このあたり、私も以前調べたことがありますが、変遷がよくわからないんですよね。京浜東北線開通後も、大森と東神奈川には東海道本線の蒸気機関車牽引列車が停車していた時代がしばらくあるのですが、その後東海道本線側は全列車通過となり、ホームも撤去されています。この辺りの事情がよくわからないのですよね。

とりあえず、6月号も主要3誌は通常通り出版されたのですが、これ以外では定時の出版を断念して次号との合併号にしたところも出ていて、今後が心配なところです。

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