北海道机上旅行

国鉄分割民営化直後の時刻表で北海道を机上旅行という記事です。稚内から函館まで、もうなくなった廃線にできるだけ乗りながら一筆書きで移動しよう、という案を練っているものです。

しかし、国鉄分割民営化直後の時刻表を引っ張り出してきたために、乗れている廃線は天北線、名寄本線、標津線の3つだけですね。いわゆる長大4線のうちの3つです。この時点でまだ残っていて、後に廃線になった区間はいくつかありますが、行き止まりのいわゆる盲腸線が多く、一筆書きの制約を課すと乗ることができません。両端が繋がっているのは他に池北線(長大4線の残り1線)と深名線になるかと思いますが、これまた一筆書きルールが厳しくて無理なんですよね。国鉄最末期になくなった羽幌線があれば、天北線から羽幌線に回り、深名線を通って名寄本線へ行けるので、もう少し増えるのですが。これに、湧網線が残っていれば名寄本線をわずかに乗り残して湧網線に入り、標津線、池北線と回って、富良野線を通って深川を回避して行けば函館まで一筆書きを達成できます。

こうやって考えていくと、北海道の国鉄・JR廃線区間で行き止まりではないものは、今挙げた以外だと、胆振線と札沼線(石狩沼田接続時代)しかないということになります。多くは行き止まりなので、両端が繋がらないような路線だからこそ廃止対象になったと見るべきか。

こういうことを考えるのは楽しいのですけど、充実した路線網と夜行列車とは裏腹に、列車本数は今に比べて少なすぎて、困ってしまうところもあるのですよね。優等列車ばかり来て、普通列車が非常に少ない路線とか。今の中国みたいななんでもありの時代は、日本にはほとんどなかった気がします。

この記事へのコメント

旅の途中のとおりすがり
2020年05月18日 20:42
当時は北海道ワイド周遊券・ニューワイド周遊券が存在したので、普通列車限定・一筆書きのしばりは現実的でなかったと言えるかもしれません。かと言って周遊券利用だと旅程の自由度が大きすぎて空想旅行には向かないかもしれませんが、…。
 普通列車の増発など、民営化したのだから需要喚起のためのいろいろな施策を試してみよう、となるのはもう暫く後ですね。快速ミッドナイト運転開始は1988年ですし。
Tamon
2020年05月19日 01:12
私は子供の頃、ワイド周遊券使用で全線乗り潰しプランをいろいろ考えていましたね。14日間あれば全部を乗れたはず。結局実行する機会がないままワイド周遊券が廃止されてしまいましたが。