東京高速道路の緑化・遊歩道化を検討

小池都知事が、東京高速道路の緑化・遊歩道化を検討すると発表したそうです。これ以前に中央区の区長が提案していた内容だそうですが。

東京高速道路は民間の会社で、両端を首都高に連絡する一般自動車道を運営しています。この区間は無料で通過でき、東京高速道路は道路の下のビルを運営して得る収入で成り立っているという面白い存在です。ビルの屋上に道路が敷設されているという感じでしょうか。

ハイラインに倣ってということですね。こちらはニューヨーク・マンハッタンの西側にある高架の貨物線の廃線を遊歩道化した施設で、私も訪問したことがあります。歩いている人も多く、周辺の活性化にも貢献したとか。旧来の工場が商業施設に転換されているところなどがありました。

銀座の場合、別に荒れ果てた地区があるわけではないのですけど、歩いて回遊できる目先を変えたルートを設定できるなら、それはそれで観光に貢献するかもしれません。あるいは、老朽化してきた東京高速道路の改修費用を出したくないとか、そういう話なのかもしれませんが。

この記事へのコメント

旅の途中のとおりすがり
2020年06月03日 22:02
ハイラインは、北端部がMTAの車庫の脇を通っていて、車庫の様子を眺められるのですよね。

> 老朽化してきた東京高速道路の改修費用を出したくないとか、そういう話なのかもしれませんが。

この遊歩道化の話は、日本橋付近の首都高地下化との絡みで出てきたものです。
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1239966.html
日本橋上空の都心環状線を地下化すると、江戸橋JCTは地下から高架になる区間と重なり、都心環状線を環状方向に走行するランプを作れません。八重洲線と東京高速が代替路になり得そうですが、東京高速は大型車が走れる構造でないという問題があります。大型車が通行できるように改修する案もありましたが、八重洲線と都心環状線を結ぶ新線を建設する計画が選ばれました。この新線が完成すると、東京高速は八重洲線と切り離され、普通自動車の江戸橋JCT回避に利用できる機能を失って道路としての必要性が薄れるので、遊歩道化して活用する案が出てきました。
 東京高速を改修するのを嫌ったとも言えますが、改修工事中に高架下のテナントを退去させたらその間の賃料収入が無くなるとか、改修後に元と同じようにテナントが営業できるか不透明とかいった問題の方が大きいようです。あと、私設の道路の改修に税金を投入する枠組みを作るのが面倒くさそう、というのもあるかもしれません。
 東海道新幹線上り列車の右側の車窓から、すぐ脇の高架上を車が走っているのが見えるのは、東京に着いたことを感じさせる光景でしたが、これもやがて過去のものになります。
たづ
2020年06月03日 22:45
>老朽化してきた東京高速道路の改修費用を出したくない

首都高など高度成長期に作られたインフラは、本来あるはずの取替更新が全く念頭に置かれていないような作りが多いような気がします。
まあ建設のペースも極端に高かったので、そこまでの段取りする暇もなかったかもしれませんが。
Tamon
2020年06月03日 23:46
MTAの車庫見ました。ロングアイランド鉄道の奴ですね。ペン駅の西側です。
やはり老朽改修を兼ねてというか、首都高網を再配置した上でお役御免になる東京高速道路線を遊歩道に、という感じでしょうか。割と楽しそうなんですけど、工事に時間がかかりますね。