瀬戸石ダム

7月初旬の豪雨で球磨川流域に大きな被害が出たところですが、ここにある電源開発の瀬戸石ダムについて、決壊の危機があると報じられ、早速電源開発から反論文書が出ています。瀬戸石ダムの豪雨後の写真は私もTwitterで見て、確かに桁がずれているものの、これはダム本体の構造ではないだろうと見ていました。この文書でもその旨記載されていますね。

瀬戸石ダムは、ゲートとそれを支える柱が構造のほとんどといってよい仕組みで、ゲートの上部にある通路まで上がると移動が大変なので、ゲートの脇のところに管理通路として橋桁を渡してあるわけですね。この桁はダムの構造に載せてあるだけなので、横から水流が押し寄せて強く当たればずれるでしょう。しかしこれはダムの構造そのものではないので、たとえ桁が落ちたとしても通行ができなくなるだけで、ダムの構造に問題はありません。もちろん桁が落ちたことでゲートが閉鎖できなくなるなどのことがあれば困りますが、それでも安全上の問題にすぐになるとは思えないです。

おおもとの記事は週刊誌だから煽り気味なんでしょうけれど、ちょっと見ればわかりそうなことを大げさに書くのはどうなんでしょうね。もちろん、電源開発の周知公表が遅いという批判はあるのでしょうけれど。

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