時間帯別運賃の検討

JR東日本が、時間帯別運賃の検討を表明したそうです。ピーク時に高い運賃を課すということですね。

JR西日本だと、昼間特割回数券、通称昼特というものが京阪神圏においてかつてかなり広く普及しており、平日だと昼間のみ、土休日は全日、普通運賃よりかなり安く乗ることができました。ラッシュ時以外の余った輸送力を割安で販売して席を埋めようという発想ですね。これは商売的には基本的な考え方です。

ただ鉄道やバスの場合、ラッシュ時に集中する旅客のほとんどは定期券で乗車しているのであり、ピーク時の利用にもかかわらず普通運賃より値引いているという特徴がありました。もちろん、前金でまとめ払いすると割引になるのは自然なのですけど、ピーク時の利用が高くなるのも自然なわけで、それがどうバランスするかという感じです。

昨今のリモートワーク普及で大幅に利用者が減ってくるのであれば、鉄道はラッシュ時に備えた輸送力を持たなくてよくなり、大幅な輸送力削減を迫られるわけですが、そうなるとラッシュ時とそれ以外の輸送量の差があまりなくなるかもしれず、それなら運賃にそれほど差が必要だろうかとも思えます。もちろん、依然として現場へ行かなければならない労働者は多いので、ラッシュが完全になくなるわけではないのでしょうけれど。

会社による通勤手当の支給がなくなると、負担がどうなるかもわかりませんね。果たしてどうなるのでしょうか。

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