サハリンの改軌

サハリンの鉄道の改軌工事が間もなく完了するそうです。この記事の時点で残り8キロで、8月中に完了するとか。この記事を見る感じだと、列車を走らせながら改軌するというより、大規模に運休してしまって一気に改軌して、終わったところから列車運行を再開しているという感じでしょうか。

ロシアにとってサハリンは離島に過ぎないのに、よく鉄道に投資するものです。長距離を輸送するなら鉄道は今でもじゅうぶんコストに見合ったメリットがありますが、サハリンは本土と直接線路が繋がっておらず、ワニノとホルムスクを結ぶ鉄道連絡船でつながっているだけですから、正直この小さな島のためだけに鉄道網に大規模な投資をしても、という感はあります。ロシアは道路網の整備がどうも遅れている感じなのですが、しっかり道路を整備すれば十分トラックで賄える程度の島だと思います。日本であればそうなってしまうでしょうね。

日本とロシアではだいぶ感覚が違う気がします。地方の路線に行っても、各駅に駅員がきちんと配置されているようですし。昔ながらの汽車型のダイヤで、1日に数本の旅客列車が走るだけなのですが。貨物輸送が主眼であって旅客輸送はおまけなのかもしれませんが、日本でもアメリカでもこのような輸送状況であれば、道路が整備されるなりあっという間に自家用車やバスに旅客が転移していきそうです。

サハリンも一度くらいは行ってみたいものですがどうでしょうかね。

この記事へのコメント

たづ
2020年08月22日 00:28
地図を眺めると、トンネルにしても橋梁にしてもサハリンとロシア本土を陸路でつなげようとするとサハリン内ですらノグリキからさらに数百キロ単位で北上せねばならず、本土側でも新線を敷く必要があります。
他方、サハリンの人口や産業はどちらかといえば南部に集積しています。北側で思いつくのはガス田くらいしかありません。
ソ連崩壊直後の崩落事故後、放置・廃線にした旧豊真線ルートにそってトンネルと連絡船でつないだほうが貨物主体にしてもよっぽど合理的だと思うのですが。
Tamon
2020年08月22日 00:52
私としては、連絡船も非効率なのでコンテナやカーフェリーにしてしまって、サハリン内は道路を整備した方が良い、という考えですね。