JR九州2019年度営業状況

JR九州が2019年度の営業状況を発表したようです。

収支が発表されたのは輸送密度が2000人/日を下回る利用の少ない線区のみです。この中で1路線だけ黒字路線があって苦笑してしまいます。宮崎空港線は、JRになってから建設した路線で、加算運賃を徴収しているんですよね。加算運賃があれば、この程度の輸送密度であれば何とか利益が出る、という感じでしょうか。路線が短く構造物もほとんどないので、経費が掛からないというところもあるのでしょうが。これなら、地方交通線の運賃をもっと値上げしたらいいんじゃないかと思ってしまいます。2017年の豪雨で橋が流失しても1年で復旧してもらえた久大本線は、日田-由布院だけがこの表に載っていますが、9600万円の赤字だそうで、なるほどこの程度であれば観光需要も考えて頑張ってくれるんだなという感じがします。

そうなると、今回被災した八代-人吉は6億2100万円もの赤字ですし、新規に橋を建設したらその減価償却費が重くのしかかりますので、なかなか厳しいと言わざるを得ません。輸送密度も414人/日まで低下してしまっていますし。民営化当初の2171人/日もあれば、堂々と存続主張もできたのでしょうけれど。できるだけ補助金の率を引き上げてもらうしかないのですが、どうなりますでしょうか。

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