東武日光への蒸機乗り入れ

東武鉄道がSL列車を10月から東武日光へ乗り入れるそうです。真岡鉄道からの蒸気機関車譲受に伴い、来年夏からは毎日運行もするとか。結構本格的に蒸気機関車運転に取り組んでくるようですね。

東武日光には転車台がないので、折り返しは下今市までディーゼル機関車で牽くそうで。日光線は開通時から電化されていたので、蒸気機関車など入線したことはないのではないかと思いますが、よくやるものです。

将来は福島県へ走らせたい、と言っていますが、これも大変な話ですね。野岩鉄道もまた開業時から電化されている路線ですし、長大トンネルがいくつもあります。一番長い葛老山トンネルは4250メートルあります。日本で蒸気機関車が営業運転したことがある最長トンネルである中央本線の笹子トンネル4656メートルよりは短いものの、現代においてこの長さのトンネルを有火で走るというのは、労働安全衛生的に問題があるように思います。ディーゼル機関車で押して走るだけならできるでしょうけれど。

あとは、東武博物館に保存されている古典蒸機の復活を期待ですね。

この記事へのコメント

旅の途中のとおりすがり
2020年08月06日 20:58
日光線の下今市-日光は、以前からSLが運行されていた鬼怒川線に比べて最急勾配は緩い(日光線25 ‰に対し鬼怒川線35 ‰)ものの、勾配が連続するのでこちらの方が運転は難しいそうです。
https://twitter.com/TetsudoChannel/status/1291211474677821440
電車運転を前提に建設された路線にSLを運行するのはなかなか苦労が多いことでしょう。
 野岩鉄道の長大トンネル区間に乗り入れるなら、「SL銀河」のように客車に見える気動車に駆動力を割り振り、トンネル内はそれで走行するのも良さそうですが、どうでしょうか?JR北海道にはキハ143が未だ残っていますが、そういった都合の良い気動車が手に入るか、運転士はどうするか(現在、東武・野岩鉄道には会津鉄道から気動車が直通していますが、東武・野岩鉄道に気動車を運転できる従業員はいないので、会津鉄道の運転士が乗り入れ先でも運転しています)といった問題を解決する必要がありますが。
Tamon
2020年08月07日 01:15
やっぱり日光線の方が連続急勾配なんですよね。野岩線乗り入れだとディーゼル主体でやらざるを得ないんでしょうね。蒸機は煙を出しているだけ、みたいな感じになるのかも。