水仁線全線開通

韓国で、9月12日に水仁線が全線開通したそうです。この路線、日本統治時代に762mm軌間の軽便鉄道として開業したことで有名なのですが、なんと標準軌複線の近代的な電鉄となってしまいました。

ここの動画を見たことがありますが、本当に田舎の風景といった場所を特殊狭軌の気動車が走っていました。そんな路線が1995年まで走っていたというのが驚きです。朝鮮半島には日本統治時代に結構762mm軌間の鉄道が造られていたらしいのですが、戦後かなり整理されてしまって、長く残ったのはここくらいではないかと思います。そして再整備が進められて複線電化の標準軌路線となったわけで、見違えますね。ソウル首都圏に近かったことが幸いしたのでしょうが。

しかし、韓国も鉄道網の整備に余念がないですね。今でも都市鉄道に限らず在来線の方にも結構手を入れていますし。地方だと、各駅停車的なサービスはほぼ撤退してしまってバスに委ねられ、貨物と都市間旅客に絞った感じになっているようですが。交通モード間の連携も結構考えられていて、日本より優れている面が多々あると感じます。

この記事へのコメント

たづ
2020年10月01日 22:51
戦前の「高規格軽便鉄道」というべき路線の最たる「黄海線」の消滅原因は38度線に分断されたことが決定的だと思いますが、黄海線も既に戦前の時点で中長期的には標準軌へ改める計画でした。
水仁線は逆に廃止も改軌もされずに戦後50年そのままの規格で運営されていたというのが意外です。
Tamon
2020年10月02日 01:13
蒸機全廃のときに動きがあってもおかしくなかったですよね。それを特殊狭軌の気動車導入して継続でしたし。