航空会社の状況

日経新聞で、航空会社の状況に関する記事が出ています。鉄道会社もCOVID-19の問題で大苦境ですが、それでも鉄道が担当するのは国際線連絡の空港輸送のようなものを除けば、国内の移動だけなので、国際間の移動がほとんど途絶えた状況になっても一定の輸送需要は残っているといえますし、GoToトラベルのような旅行需要喚起策によっても支えられているといえます。しかし、航空会社にとっては国際線の輸送は会社全体の収益に対してかなりの割合を占めている(JAL/ANAだとほぼ半分)わけで、その国際線がまったく復活の見込みがない以上、鉄道会社以上に厳しい状況にあるということなんですね。

会員用ページの部分に図が載っていますが、3月以降の座席供給量の激減ぶりは恐ろしいほどです。そして国際線はそれ以降まったく回復していません。国内線は5月の平時比85パーセント減を底に回復し始めていて、8月では平時比35パーセント減まで回復し、10月の現状ではGoToトラベルの効果もあって25パーセント減程度なのだそうです。国内線だけなら、黒字は出せなくても何とか当面営業を続けられる感じにはなっていますね。しかし国際線の重荷があるわけなので、何か対策をしないと1年ほどで資金が尽きてしまうわけで。

鉄道も、10月くらいからは出張需要が多少戻ってきているみたいな話もありますけど、どういう感じなんでしょうね。25パーセント減程度なら、特に東海道新幹線なら営業黒字に回復するのでしょうけれど。

政府が、GoToトラベル以外にはまったく交通機関への支援策を打ち出してくれないのですけど、何か公的関与が必要な段階ではないでしょうかね。

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