モバイルICOCA発表

JR西日本が、2023年春にモバイルICOCAをサービス開始すると発表しました。3年も先とはまた随分先のことを発表するものです。

システム開発にそこそこ費用がかかり、既にモバイルサービスを展開しているJR東日本に委託するにしてもそれなりの費用を払わなければならないので、ICカード発行枚数が少ない後発事業者はなかなかモバイルサービスに乗り出しづらい、みたいな話が流れていました。モバイルPASMOでさえ、サービス開始したのはつい最近で、JR東日本への費用をえいやと払う事業者が現れて実現したという話でした。国内第3位の交通系ICカードとはいえ、Suica/PASMOよりかなり発行枚数の少ないICOCAでは導入を望めないのでは、という観測を見ていました。

しかし、MaaS系のアプリとの連携など新しい挑戦をするみたいで、そこに価値を見出したということなんでしょうね。そういう開発に時間がかかるから3年先なのかもしれませんが、それならなぜ今発表するのかという感じもします。

既にモバイルSuicaを関西圏で利用している人もたくさんいるとは聞きます。そうであればあえてモバイルICOCAを使ってもらえるように差別化しなければならないわけで、どういうサービスが付加されるのか気になります。現状、モバイルSuicaは民鉄の定期券に対応していないので、民鉄に定期券で乗る必要がある人はモバイルPASMOにする理由があった、という話でしたけど。一方でモバイルSuicaで対応しているSuicaグリーン券の購入は、モバイルPASMOでは対応していないらしいのです。微妙にサービス間の対応関係が違うんですよね。

私は、九州に帰省するときに九州新幹線を利用することがあるから、その割引ができるようにJ-WESTカードにする理由があり、それに紐づけてSMART ICOCAを使っているのですけど、もうやめてモバイルSuicaにすることだろうかと考えているところでした。モバイルICOCAが出てくれるなら言うことはないわけで、首を長くしていることにしましょう。

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