図書館の蔵書のインターネット配信を検討

文化庁が、図書館の蔵書のインターネット配信を検討しているそうです。著作権周りは厳しくなる一方で、使いやすくする改正は滅多に行われないので、珍しい話だと思ってしまいます。利用者の要望が、デジタル化で経済を活性化させたい政府の方針に合致したのだそうです。

現状、図書館で資料を複写してもらうことができても、紙でしか受け取れませんし、実際に図書館に行って複写してもらうか、郵送してもらう必要があります。実際のところ私は、複写資料もすぐ自分でスキャンしてしまって電子的に保存しているので、最初から電子データで提供してくれるとそれだけでも非常に助かるところがあります。図書館の複写機がスキャナーとして利用できて、USBメモリなどに受け取って帰る、というやり方ができれば嬉しいところです。実際に図書館に行って自分でスキャナーにかける必要があれば、無制限に複写しまくって権利者に大きな損害を与えるということは少なそうです。

これがさらに、ネットから各地の図書館の蔵書を直接参照してスキャンデータを送ってもらえるようになれば、調べ物には非常に強力な手段となります。しかし、最初から電子データで無料で配ってしまうと権利者が困ることもよくわかるわけで。対象は絶版の本に限って、しかも従来の複写費用程度の額を権利者に補償金として払う、というような仕組みもあるのかもしれません。

私としても図書館はよく利用するところですので、便利になってくれるといいなと期待しています。

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