長崎ルートの試算まとめ

九州新幹線長崎ルートの整備問題で、国土交通省が整備方式別の建設費などの試算をまとめたそうです。

今のままだと実現してしまう対面乗り換えをベースとすると、武雄温泉-長崎の新線整備区間をスーパー特急化するとしても、狭軌で線路を敷き直すために1400億円もかかってしまうんですね。しかも10年もかかります。さすがにこれをやるくらいなら、もう少し出してミニ新幹線の単線並列案を実現した方が良さそうな。スーパー特急の開発もどれくらい実現できるのかわかりませんし。やったとしても、武雄温泉での乗換をなくした割に新線区間の速度が低下するのでかえって所要時間は1分増えるということですし。もちろん乗換抵抗というものがあるのでこちらの方が利用客には便利なのでしょうけれど。

全区間をフル規格で造ってしまうと、さすがに6200億円程度というかなり巨額の費用がかかります。しかし時間短縮効果はやはり結構あって、博多-佐賀は現行の35分程度が20分程度になるようです。博多-長崎も対面乗り換えで1時間20分を想定していたのが51分だそうですので、これはやはり結構大きい気がしますね。

しかし、もともと全区間フル規格だと採算を見込めないとJR九州が言ったからこそ部分的に建設して軌間可変電車を走らせる構想になったはずなのですが、これはどこへ行ったのか。しかも、フル規格を採用したとして工期は約12年だと言っていますが、今建設している北陸新幹線金沢-敦賀が完成すると、毎年の整備新幹線予算の多くは北海道新幹線の整備に回されるはずで、長崎ルートに回す予算など出てこないはずなのですよね。

この話一体どうなることやら。

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