テキサス・セントラル鉄道計画当局手続き完了

アメリカ・テキサス州で計画が進められている高速鉄道の、テキサス・セントラル鉄道が当局手続きを終えて来年着工見込みだそうです。アメリカの大都市間で、ついに現代的な規格の高速鉄道が実現しそうですね。

しかし、2兆円にも上るという建設費はどう調達して償還するのでしょうね。JR東海がかなりバックアップしていることは知っていますが、そうは言ってもJR東海がお付き合い程度以上に出資することはないでしょうし、建設費の償還が本当にできるほどの需要があるものなのかと思います。385キロメートルを90分で結ぶ計画だということなので、航空機に対する競争力は十分あるのでしょうけど、自家用車で結構遠くまで平気で走ってしまう文化のアメリカだと、対自家用車の競争力はどうなのでしょう。

日本で高速鉄道がかなり強い競争力を持っているのは、東名阪を中心に都市鉄道網が非常に発達していて、ほとんどの人がそれを日常的に利用しており、新幹線の駅までそれでアクセスすることへの抵抗がほとんどないということが一要因だと思っています。都市鉄道がない場所だと、高速鉄道の駅までのアクセスが主に自家用車となってしまい、広大な駐車場が必要となりますし、そこにいったん車を止めて、移動した先でまた車を借りるというのであれば、もう自分の車で走ってしまおう、ということになりかねないわけです。このアクセスの問題は重大だろうと考えています。まあ、今の航空機でもこれは同じ問題を抱えているので、航空機の客を奪取することはできるのでしょうけれど。

今後の進展も楽しみな計画ですね。

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