STM

某所の公立図書館に遠隔での資料複写申請を出していたのですが、複写料金の納付に銀行振込または現金書留ということだったので、銀行振込を選択してみました。すると、普通のATMで処理するような振込票ではなく、公金の収納に使う特殊なフォーマットのものが届いてしまいました。こんなものがあるんですね。

ネットバンキングから振り込めば振込手数料もかからないし、と思っていたのに、これでは窓口に営業時間に赴く必要があります。仕方ないので、今朝はフレックス出社にして銀行窓口に行きました。三菱UFJ銀行で、案内の係員の人に聞くと、この伝票はSTMなる機械で処理できるとのこと。この機械がATMコーナーと営業窓口を仕切るシャッターの内側にあるので、営業時間内でないと使えないのですね。

ウェブサイトで検索してみると、このSTMは日立が作った機械だそうで、膨大な数の公金処理用の伝票を読み取って処理できる、と謳っています。作業としては振込票に基づくATMからの振込とほぼ同じなのですけど、挿入した伝票を丸ごとスキャンしたものをA4の紙に印刷し、そのわきに収納した金額や日時などを記載した領収証が出てきました。これは、場合によっては必要な金額を受け取っておいて、後で事務センターみたいなところで手作業で処理することもあるんじゃないかと思ってしまいました。

正直、このような独特のフォーマットで入金処理を未だにやっているというのが不思議です。ペイジーに対応してくれれば楽なのに。国会図書館だと、膨大な複写依頼を受け付けているからなのか、一般的な銀行振込での複写料金収受に対応しており、ネットバンキングからでも複写申込番号を振込人氏名に付けることで処理してくれます。また図書館での複写申請の際には電子マネーでも決済できます。そのあたりは国会図書館の方が柔軟ですね。

まあ、こんな機会も滅多にないでしょうし、貴重な体験でした。

この記事へのコメント

たづ
2020年12月22日 22:13
STM自体は高度な技術で出来たものだと思いますが、これでは「宝の持ち腐れ」感が否めないですね。
田舎住まいの私では現金書留一択になると思います。
旅の途中のとおりすがり
2020年12月23日 00:49
せめてSTMがシャッターのATMコーナー側にあれば、営業時間外にも使えてATMによる振込と同様の利便性になると思いますが、未だいろいろとこなれていなくて客自身だけで操作するとトラブルが起きる頻度を十分低くできないのでしょうか。
Tamon
2020年12月23日 01:17
現金書留はやったことがあるものの、送料が結構高いですからねぇ。これは公金収納の扱いなので手数料が利用者側にはかからないんですよね。銀行側は公金を預かる恩恵の代わりに格安で引き受けているそうで、昨今の低金利で採算が合わなくなって三菱UFJ銀行では市町村の公金収納は次々に廃止していると記事になってました。

やはり、まだ完全に客に任せてやらせるには不安が残るということなんですかね。ATMも結構高度な処理をやりますが。