交通系ICカードのサービス向上

今日は、交通系ICカードのサービスについて2件の発表がありました。

まず、ICカードで入場券の代わりに(PDF)というものですね。JR東日本のSuicaエリアで始めるそうで、入場と出場を同じ駅ですると、入場券代の相当額をICカード残額から差し引いて出られる、というものです。機能としてはとても単純で、最初からできそうなものですが、今までやっていなかったのはなぜなんでしょうね。これでエキナカをもっと利用してくれ、ということのようなのですが、エキナカを推進するのであれば入場券代も取らない方が良さそうに思えます。エキナカで、何らかのICカード決済をすることを条件に、入場券代を取らないで出られる、というような仕組みを作れないものか、と思ってしまいます。

もう1つは、IC定期券サービス向上(PDF)です。JR東日本、東海、西日本の3社で共同で実施するもので、在来線のエリア跨ぎを定期券でのみ可能にすること、新幹線定期券をICカードで発行できるようにすること、在来線ICカード定期券で新幹線に乗れるサービスを拡大すること、の3件のサービス向上が入っています。最初のものは、2年ほど前に予告されていたものですね。定期券だけでもエリア跨ぎできるようになれば、かなり利便性は大きいのでしょうけど、やはりSFを使った乗車でも跨げるようにしたいところです。JR西日本のICOCAエリアで実施したみたいに、距離制限を付けた形での実装を期待したいところです。

新幹線関連については、あれ今までIC化されてなかったんだっけ、という感じです。技術的には何ら問題ない話ですし。ところで、なぜ西の端は新岩国なんでしょうね。まったく理由を思いつかないのですが。

もう登場して20年にもなるサービスですけど、なお機能向上が続いているのですね。

この記事へのコメント

2021年02月06日 01:03
ICカードを入場券として利用する、これは定期券保有者で混乱・クレームが発生しそうですね。
定期券は乗車券で入場券ではないため、「入場目的」では使用できません。そのため、これまでは同じ駅で、入退場をすると自動改札ではエラーが発生しました。駅員のいる通路でも、合理的な理由(列車の遅延で乗車をあきらめる等)がなければ、入場料金を取られます。
一般人は、お金を取られるのが乗車券、入場券の差など分かりませんから、なんで区間内で入退場したのに料金がとられるんだとなりそうです。
Tamon
2021年02月06日 01:26
なるほどそれはそうですね。定期券非対応のところを見落としていました。