「ムーンライトながら」廃止発表

JR東海のプレスリリースで、「ムーンライトながら」の運行終了を正式に表明したようです。2021年の春の臨時列車の発表で、運行しないことが表明されたので、2020年の春の臨時列車が最後の運行になったようです。臨時列車に変更後、ある時から運行の設定がなくなるだけで自然に消える列車が多い中、廃止を明言するのは珍しいですね。

私も大学時代には盛んに利用していた列車でした。当時東京に住んでいましたから、西の方へ出かけるとなると、すぐこの列車が行程の検討対象となったものです。私がよく利用していた頃は、373系使用でした。183系/189系に置き換えられてからも利用した覚えがありますが、大学を卒業してからはめっきり使用頻度が減ったのでほとんど乗らなくなり、185系になってからは乗ったことがありません。

いろいろ話を聞く限りでは、車内が宴会状態で寝られなかったとか、物凄い混雑で通路に座ることもできなかったとか、いろいろあったようです。しかし私は、座れないのは絶対いやということで、指定席を取れた場合にしか乗らない列車であったため、こうしたトラブルはありませんでしたね。

かつてあれほど利用があったのに、時代の変化なのでしょうかね。LCCで格安に移動できることが増えたことや、かつて以上に安い宿が普及したことなどなのでしょうか。そのあたりの分析を見てみたい気がします。

これで、クルーズトレインや貨物列車を除けば、夜行で走るのはもう「サンライズ出雲/瀬戸」だけでしょうかね。私が大学時代にあちこち乗り歩いたのは、割と実用的に夜行列車を利用できた、最後の時代だったということになるのかもしれません。ヨーロッパのような夜行列車の復権というものが、日本でもあり得るでしょうか。

この記事へのコメント

たづ
2021年01月24日 11:47
席が取れず臨時の大垣夜行に乗ったことはあります。四半世紀前、まだ20世紀の頃です。
多客期ゆえか、昭和40年代のように通路に新聞紙拡げて寝ている強者も居ました。
およそ現代流の快適さからは程遠かった(空調完備ではありましたが)ので、消えるのは時間の問題だったのでしょう。ましてやスリ対策などセキュリティ面の穴や、夜行バスなど時間・価格面で競合するサービスがありすぎるのでは、こうした列車の存在意義はどうしても薄れます。よく今まで保ったと思います。
Tamon
2021年01月25日 01:39
JRになってから、儲かるとも思えないムーンライトシリーズを展開したこと自体が驚きでした。「ながら」自体は大垣夜行の衣替えでしたけど。