第2野上川橋梁へ桁流用の復旧工事

昨年7月の豪雨で流失した久大本線の第2野上川橋梁が、この3月には復旧します。花月川橋梁のときに1年架かったので、今回もそれくらいだろうかと思っていたら、かなり早い復旧となって驚きました。その理由が、廃止予定の日田彦山線の橋桁を流用したからなのだそうです。

転用元は宝珠山-大鶴間の大肥川橋梁だそうで、ここはBRTは一般道を走行するから、線路は廃棄になるのですね。長さ約13メートルの桁というのは、現代では短い方です。1937年製というのはかなり古いですけど、鉄道の橋梁としては架設から83年というのは珍しくないですね。元からあった橋脚は流されていたはずなので、それについては復旧工事をしたのでしょうけど、よく長さが綺麗に合う橋桁があったものです。また活荷重の面でも、久大本線と日田彦山線は揃っていたのでしょうね。

まあ桁の流用というのは昔から見られることなのですけど、災害復旧でこういうことがあるんですね。東海道本線富士川橋梁が1982年に台風で流失したときは、他からの流用を検討したものの老朽化などで断念し、超特急で新桁を製作して75日で復旧に漕ぎつけた話がありました。

今後は本格的架け替えも検討するのだそうで、COVID-19問題で今後どれくらい利用が戻ってくれるかもわからないこの時期に、よくやってくれるものです。

この記事へのコメント