阪和電鉄90周年展

今日は、久々に1人で出かけてきました。図書館へ行くことは何度かありましたが、1人の旅行は久々です。和泉市の大阪府立弥生文化博物館で開催されていた阪和電鉄90周年展を見に行きました。合わせて、和歌山の方へ行こうと考えたので、冬の関西1デイパスを購入して行きました。

残念ながら、阪和電鉄90周年展は図録が用意されていなかったのですが、その代わりに展示品の撮影は自由ということだったので、すべての展示品を撮影しておきました。1室にぐるっと展示してある感じで、阪和電鉄時代およびそれを継承した南海山手線時代のものがほとんどで、国有化されて以降の阪和線としての展示はあまりありませんでした。阪和電気鉄道の創立趣意書などが展示されていて、これは興味深いです。阪和電鉄が発行していたいろいろなパンフレットやビラの類も、よくこんなものを保存していたなという感じです。

常設展は弥生時代の遺跡についてのものです。この辺りは弥生時代の遺跡だらけなんですね。広い平野だから水田を作りやすかったのでしょうけれど、この時代の人口密度だとまだ村落の間は広く空いていて、森林地帯だったようです。竪穴式住居の再現がされていたのですが、想像で再現されたところがあるので、女性が炊事をしていたかはわかっていません、家族で一緒に食事をしていたかはわかっていません、と明確に想像の部分を断っていました。これは誠実な展示だといえます。これはこれでなかなか面白かったです。

ホールで学芸員の方が阪和電鉄90周年展の展示品解説をしていたので聴講。阪和電鉄の歴史自体は知っていることが多いのですけど、あらためて展示品の写真を見ながら聞くと面白いです。紀伊駅のあたりで分岐して粉河へ伸ばす構想があったとは知りませんでした。後の予定があったので、最後は切り上げて席を立ってしまいました。

近くでラーメンの昼食を済ませ、信太山駅から阪和線で南下し和歌山駅へ。ここでレンタサイクルを借りました。本来、冬の関西1デイパスはJR西日本系のレンタサイクル「レンタサイクル駅リンくん」を1回無料で使え、それを期待してこのきっぷを買ったのですけど、COVID-19問題のためなのか2月28日まで休止となっている駅が多く、和歌山もそうでした。ウェブ上で購入後に休止に気づいてしまったのですよね。そしてこの特典が使えないとなると、水上バスも京阪・南海・近鉄などのチケットも使わない上に、姫路のような遠方からの利用でもないので、このきっぷでは元が取れないことになってしまいました。なんとも微妙です。代わりに観光交流センターがやっているレンタサイクルを借りました。

自転車で紀ノ川沿いを走り、お目当ての河西橋へ。南海和歌山市駅のすぐ北側にあるこの自転車・単車・歩行者限定の狭い橋は、元々南海加太線の前身加太軽便鉄道が建設した鉄道の橋で、橋脚が傾くなどの被害を受けたために現行の南海本線紀ノ川駅から分岐する形態に改められた経緯があります。その後は歩行者などのための橋として使われてきたわけですが、いよいよ老朽化してきたということなのか、すぐ上流側に代替の橋の新設工事が始まりました。この橋はぜひ見ておきたいと思っていたので、今回やってきました。本当に1本橋脚が傾いているように見えます。左岸側は石を積んだ橋脚なのに対して右岸側はコンクリートの橋脚で、桁も異なるので、造り直した部分があるのではと思うのですが、詳細な経緯はよくわかりませんね。新しい橋はもう橋脚ができあがっており、上部工の工事も始まっていました。

合わせて、南海本線の紀ノ川橋梁も見ておきました。上り線は1903年開通の御年117歳の歴史ある橋です。

こうやって出かける機会があると楽しいですね。また今度は別の展示会を見に行こうと考えています。

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