鉄道ジャーナル2021年4月号

鉄道ジャーナル2021年4月号を読み終わりました。北海道の鉄道が特集で、厳しい現況をいろいろ伝えています。

網走から稚内までバスで移動してみた、という記事もあって興味深いです。この区間は興浜北線と興浜南線の間が建設中止になって、結局全部は鉄道ではつながりませんでした。しかしバスではこの間は繋がっているのですけど、逆に湧網線の代替バスは2010年に廃止になってしまっているそうで、常呂から計呂地まではつながらないそうです。そもそもオホーツク海沿岸まで北見市に合併した地域もあるくらいで、北見側の引力の方が強いのかもしれないですね。この間をタクシーで移動していて、約35キロメートルを15210円だそうです。さすがにそれだけ出すならレンタカーにしますよね。

とても興味深いのが、「創業来100年概史」という連載が始まっています。来年の日本の鉄道150周年を前に、最初の100年間をあらためておさらいしておこうという企画だそうです。初回の今回は、まず検討するべき文献を整理し、それから国有鉄道の組織の変遷を民営化まで解説しています。鉄道管理局になるまでは鉄道局と言っていて、その下に管理部が置かれていたのですけど、さらに鉄道局の前の状態などについても言及していて、国鉄の管理組織の歴史としてとても参考になります。

交通協力会が鉄道150年史を編纂しているらしきことは知っていたのですが、この記事によると全5巻4000ページを予定して鋭意編纂中だそうです。『日本国有鉄道百年史』は10年以上かけて編纂して徹底してやったので、本文全14巻10000ページという圧倒的なボリュームに仕上がったのですけど、さすがにもう今の時代ではそこまでできないということでしょうか。購入できれば良いのですけど、この分量だと保管場所が…。PDFで販売して欲しいですね。

この連載、今後が楽しみですが、全何回でしょうか。

この記事へのコメント