コンテナ船の巨大化リスク

スエズ運河で座礁していたコンテナ船がどうにか離礁に成功したようで、運河の通航が再開されるようです。それに関して、超巨大船のリスクを指摘する記事が出ています。

今回はあの狭い水路で、強い横風を受けたことで操船を誤ったようですけど、確かに船が大型化すると難しい面があるのでしょう。しかし、記事が指摘するような、A380やB747のような巨大航空機がダウンサイジングされたのと同じことが、果たして船で起きるのでしょうか。15000TEUクラスに発注サイズが小さくなる傾向があると指摘していますけど。

航空機は基本的に民間旅客の輸送が主体でした。そのため直行便が好まれやすい傾向があり、それがダウンサイズして直行便主体に編成する理由になっていました。ハブ・アンド・スポークで乗り継ぎをするのは好まれなかったのですね。しかし船舶は貨物輸送が主体ですから、そうなれば多少の日数よりもコストの方が最重要視されるのではないでしょうか。今回座礁したのと同じクラスのコンテナ船は、各港に普通に寄港するわけではなく、超巨大な専用の港にだけ寄港して、そこから小型のコンテナ船で各港へサービスされるものだと思います。まさにハブ・アンド・スポークであり、それがそう簡単に変わるとは思えないのですよね。

まあ何はともあれ、通航が短期間で再開してくれて良かったという感じですね。

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