長崎電気軌道の移設工事

九州新幹線長崎ルートの関連で長崎駅が高架化されてやや奥の方に移転しましたが、それに合わせて道路の再配置が必要になり、長崎電気軌道の線路を移設する工事をしているそうです。このほど、当初見積もりより工費が倍増する見込みになったのだそうです。宇都宮ライトレールの件といい、こういう話が割と出てきますね。

従来は6億4000万円と長崎電気軌道側の見積もりだったのだそうです。300メートルの軌道を2.5メートル横に移設するだけでこんなものなんですかね。結構費用が掛かるものですね。しかも100メートル分追加しただけで費用が倍増というのも。人件費などの高騰を含んでいる気がします。

さすがに事前の見積もりより高額になるのは事業者の責任は問われないのですかね。一般的な公共事業でも、入札してから予想より高額になったからと追加請求するのは許されないはずです。物価騰貴条項がある場合もありますけど。

ただ結局駅前広場への乗り入れはしないんだなと思いました。結構奥の方へ行ったので、昨今の路面電車のトレンドだと駅に乗り入れそうに思いましたが。広島電鉄も岡山電気軌道もそんな感じで進んでいますし、とさでん交通は駅の外にあった電停がすぐそばに移動し、万葉線も同様です。鹿児島市電も道路上から駅前広場内に移設しましたし。場所によっていろいろ考えがありますけどね。

この記事へのコメント

旅の途中のとおりすがり
2021年03月06日 23:10
広島、岡山、高知、高岡は駅前電停が終点なので線路の取り回しに自由が利きますが、長崎の駅前電停は中間点な上に駅が移転した方向とは反対方向に伸びる支線との分岐点である所が悩ましいですね(広島は支線も含めて大規模に路線の改廃を行う計画ではありますが)。

中間点の駅前電停でも、旧・西鹿児島は南から進んできて真っ直ぐ行けば駅前広場に突っ込むところを曲がって避けるように走っていたので駅前広場に乗り入れしやすかったようですし、富山は駅の高架化に合わせて駅の反対側の路線と接続するための支線を作ることで駅の真下に乗り入れられましたが。
Tamon
2021年03月06日 23:40
確かに中間電停で分岐が絡むとなると難しい面がありますね。いったん長崎駅に突っ込んで折り返してくるような配線にするくらいしかできないでしょうし。