周遊券

東洋経済オンラインで、周遊券についての記事が出ています。懐古調の記事ですね。

この記事でもあるように、本来の周遊券は一般周遊券というもので、指定周遊地を周ることと一定距離以上を乗車することを条件に、任意の乗車券について割引にする制度でした。しかしオーダーメイドであるがゆえに発券に大変手間がかかり、この記事で触れているレディメイド型のワイド周遊券、ミニ周遊券の方が周遊券としては圧倒的にメジャーな存在になっていたようです。私も昔は、時刻表で解説されているワイド周遊券の説明に魅力を覚えて、架空の北海道旅行の行程を作っていました。

しかし、私が大学に入った最初の年までが周遊券があった時代で、1998年からは周遊きっぷの制度に変わってしまいました。一度くらいはワイド周遊券を使ってみるべきでしたが、事前に廃止を知ることができなかったので、ついに一度も機会がありませんでした。周遊きっぷは、往復の行程を自在に設定できるのは良かったのですが、それがためにまたオーダーメイド的な要素が出てきてしまって、発券に手間がかかっていたようです。正直こういうところはどうにかならないものかと思います。

あまり複雑な発券が必要なきっぷは嫌われるのですよね。今でも残されているある程度複雑な発券の割引制度はレール&レンタカーきっぷとかでしょうか。あれもネットか電話でレンタカーを事前予約してから駅に行く制度になりました。私は以前レール&レンタカーきっぷで乗車券は連続乗車券、料金券は特急券と寝台券、東海道新幹線にも乗るけどその区間の特急券はe特急券、という難解な要求をしてしまいましたが、それでも何とか発券されました。

もうみどりの窓口もどんどん閉鎖される時代ですし、ネットで予約できるきっぷにどんどん移行するのでしょうね。その観点では、航空会社とタイアップして航空券と一緒に現地のフリーきっぷを発売する制度とか、そういうものが現代的な周遊券の代わりなのかもしれません。

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