トンネル展

今日は大阪府立狭山池博物館の開催するトンネル展を見に出かけました。

大阪狭山市は、南海高野線で通り過ぎたことはあっても降りて歩いたことがなく、狭山池というのもどんなものかよくわかっていませんでした。きわめて古い時代に造られたため池なんですね。市街地の中にあるように見えますが、谷状になっている地形にダムを築いてせき止めて水を貯めているそうです。そんなに古い時代からこんな大規模な土木工事ができるほどの技術があったんですね。

トンネル展は、実は昨年開催予定だったのですが、緊急事態宣言発令により中止になっていました。ほぼ同じ内容で今年再開催することになりましたが、その当時よりも新規の感染者が多い状況であり、蔓延防止措置が取られているような状況でもあるのですが、この手のイベントはもう中止にならないのですね。

鉄道総研の小野田滋先生が来て、トンネルよもやま話という講演をしてくださいました。まあ知っている内容も多いのですけど、いろいろネタがあって面白いです。福知山線のトンネルで電化工事のために高さを改築する必要が出たが、直近に橋があって盤下げができないので天井を削ったところがある、と言っていましたが、列車を走らせながらどうやって天井を削るのだろうかと思ってしまいます。

展示の内容も割と知っていることが多いのですけど、トンネル貫通に伴う記念品がたくさん並べられていたり、トンネル坑口にお守りのように置かれている飾りを解説していたりと、思わぬ方向の解説があって面白かったです。普段は業界誌に発表された論文や工事誌などでしかトンネル工事の内容を知ることができないのですけど、やはり内部的にはいろいろ詳細な資料を保持しているようで、トンネル工事をした会社から借りてきたという工事記録が展示されていたのが興味を惹きました。しかし中を見せてくれないので、それなら借りてきた意味はどこにあるのだ、という感じも。

ということでなかなか楽しめました。

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