「クイーンビートル」遊覧航路に就航

JR九州の高速船「クイーンビートル」が国内の遊覧航路に就航したそうです。

もともとJR九州は、博多と韓国の釜山を結ぶ航路をジェットフォイルで運航していました。需要はかなり旺盛で、韓国側の事業者も参入してかなりの便数になり、対馬寄港などもしていました。しかし、いよいよ船が老朽化してきて新たな船を必要とするようになり、てっきり他の船会社と歩調を合わせてジェットフォイルの再生産に乗るのかと思っていたら、オーストラリアからトリマラン(三胴船)を買ってしまった、というものです。トリマランは、3隻の船を横に並べて連結したような構造で、幅の広い甲板を造れる一方で水面に接する部分は細いのでスピードを出しやすいというメリットがあります。

購入して2020年10月に博多に到着したわけですけど、おり悪くCOVID-19問題で国際間の移動がほぼない状態になってしまい、ずっと休航状態だったわけですね。国際航路に就航する船の場合、特段の制約はないので税金を軽減するためにパナマ船籍にしたところ、国内航路では日本船籍であることが義務付けられているために国内航路に転用できなくなった、というわけです。国内航路だとほかに、日本人船員の採用も必要です。

何とか交渉して特例で遊覧航路への就航は認めてもらったようですけど、船員組合とかからは反対されていましたね。まあ当然なのですけど。

何ともJR九州としては運が悪いとしかいいようがないですね。

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