鄭州地下鉄浸水

中国・河南省で洪水が起きていて、鄭州地下鉄に水が流れ込んで死者が出ているそうです。これは恐ろしいですね。

地下鉄においては浸水対策は非常に重要なはずで、東京だと東西線のように低い土地に建設された地下鉄だと、出入口をわざわざ高く造って、防水壁がなくてもすぐには浸水が起きないようにしてあります。すべての出入口に防水壁を取り付けられるように対策してありますし、換気口も閉じられる仕組みになっています。さらに路線を分割することで、浸水が広がるのを防ぐための可動壁も付いているわけで、いろいろ考えているわけです。

しかしこの記事を読む限りでは、浸水が始まった時点でまだ運行停止と避難ができていなかったようですね。浸水する列車の中に人がいる写真があるそうで…。これはいくら何でもダメすぎな感じがしますね。もう少しまともに防災対策を考えておかないと。

地下鉄の浸水と言えば、ニューヨークでハリケーン・サンディに襲われて水没したことを思い出します。あの時は海水が入ってしまったこともあって、復旧に非常に手間取っていました。鉄道は路側側の機器が多いですし、それが水没して全損してしまうと、復旧は容易ではありません。中国だと、新線建設を凄い勢いてやっているから、機器メーカーもあっというまに新しい設備を造ってくれるのかもしれませんが。

しかしまだこの程度の被害で済んでよかったと見るべきなのか。

この記事へのコメント

2021年07月22日 10:39
おはようございます、地下鉄の水害のお話、他人事ではないですね~大阪メトロ(旧大阪市営地下鉄)も淀川の水が堤防を越えると即水害に飲み込まれますからね~(それなりに対策はされていそうですけどね。)
旅の途中のとおりすがり
2021年07月22日 21:08
ハリケーンによる浸水被害を受けたニューヨーク地下鉄のサウスフェリー駅は終端駅で、もともとラケット状のループ線で折り返していたものを、普通に見られるような2線を両渡り線でつないだ配線に改良したのですよね。この新ホームが被害を受けたので、旧ホームの使用を再開して仮復旧していましたが、この旧ホームはものすごい急カーブで、停車時だけ車両のドアとホームの隙間を埋める可動式の機構があるのが興味深かったです
Tamon
2021年07月24日 01:38
大都市というのは低い平野部に発達するものなので、共通してそういう脆弱性を抱えがちですね。
サウスフェリーは私も見ました。全然知らずに行ってギャップフィラーを見て、後で暫定復旧だったと知ったのですが。