東京駅高層ビル構想

かつて東京駅を高層ビルにする構想があったことを紹介する記事が出ています。丸の内駅舎を取り壊して、高層ビルにしてしまう構想があったのですよね。

この中で、八重洲に12階建ての鉄道会館を建てる話が書かれています。実は、鉄道会館建設当時の建築基準法では、そんなに高い建物の建設を認めていなかったので、竣工当初は6階建てでした。将来的に建築基準法の条件が緩和されることを見越して、12階建てに耐えられる強度設計が行われていて、増築の準備がされていたのです。実際に建築基準法が緩和されるのを待って、12階建てへの増築が行われました。その点については記述が抜けていますね。

丸の内側も、建て替えられていたらそれはそれで便利だったのでしょうね。ただ、東西に貫く高速道路を整備したとしても、丸の内側で繋ぐ先がないような。このほかにプラットホームの上に人工地盤を整備して大規模な駐車場にする構想もありました。

丸の内駅舎が残ったのは、かなりの偶然のところもありますね。駅舎を保存する考えというのは実は国鉄末期までしっかりしたものになっていないようです。まあ結果的には、駅舎も非常に綺麗に整えられて、行幸通りも美しいですから、信任状捧呈式の馬車行列が映えますね。一度くらい馬車行列を生で見てみたいものです。

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