新幹線レールゴー・サービス終了

JR東日本が、東北新幹線と上越新幹線でわずかに継続してきた新幹線レールゴー・サービスを9月30日限りで終了する(PDF)そうです。国鉄時代から継続されてきた鉄道小荷物輸送の1形態だったのですが、ついに終焉ですね。

かつては東海道・山陽新幹線でも営業していましたし、東北新幹線でも東京と仙台の他に盛岡でも営業していました。集配サービスを付加したひかり直行便というサービスもありました。同様のものとして、寝台特急の荷物車で運ぶブルートレイン便というのもありました。時刻表のピンクのページで1ページ使って解説されていましたね。

鉄道小荷物輸送は、貨車を使って運ぶほどではない、段ボール箱程度の荷物を旅客列車に連結した荷物車で運ぶサービスで、かつては全国の多くの駅で取り扱っていました。貨車は操車場での入換に時間がかかるので、旅客列車に連結された荷物車で運ばれ人力で中継される鉄道小荷物輸送は速達性が魅力で、郵便小包と並んで荷物の配送によく使われるサービスでした。しかし、民間の宅配便のサービスが登場するとサービスが劣る国鉄の荷物輸送はあっというまに追い詰められて、1986年のダイヤ改正で全国ネットの鉄道小荷物輸送は全廃となってしまいました。以降は、前述のレールゴー・サービスやブルートレイン便といった限定的な荷物輸送が実施されていました。他にも、赤十字向けの輸血用血液輸送や房総地区の新聞輸送など、特別な契約を結んで実施している荷物輸送は今も存在しています。

ブルートレイン便はとうの昔に無くなり、今回レールゴー・サービスも無くなると、ついに特別契約によるもの以外の荷物輸送は鉄道から消えることになります。と思ったら、このプレスリリースを読むと、9月中に新しい荷物輸送サービスについて告知する、とあります。鉄道小荷物輸送の灯が消えずに残るのでしょうか。どういう形態が準備されているのか気になりますね。

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