LGV建設続行の表明

フランスのTGVが開業から40周年だそうで、マクロン大統領が記念の演説をしたそうです。その中で、高速線(LGV)の建設について、続行を正式に表明したみたいです。

2018年だったかのボルドーまでの開業の時点で、多くの利用を見込める路線はほぼ造り終えて、今後はもう造らない、在来線の拡大強化に投資する、みたいな話が出ていました。あちらでも、費用対効果の悪い利用の少ない地方路線への投資への批判があったようです。しかし、相変わらず地方への建設投資の拡大を求める政治的圧力も強く、ボルドー開業の時点でもいくつもの追加建設候補が取りざたされていました。

今回の演説で、ボルドー-トゥールーズ、マルセイユ-ニース、モンペリエ-ペルピニャン、パリからノルマンディー方面の4路線について表明されたようで、ほぼ着工確定なのでしょう。リヨンから国境を越えてトリノ方面の話もあるようです。これが全部完成すれば、フランス国内の主要都市をパリから放射状にカバーする路線網はほぼ完成と言えます。あとはクレルモンフェランとかブレストとか、LGVの届かない都市がわずかしか残らないように思います。

日本では、フランスより20年近く早く高速鉄道に着手できていながら、未だに主要都市で札幌のように新幹線が到達していないところがあります。それ以降でも、松山、大分、松本といったあたりは結構な都市規模がありながら、まったく新幹線到達の見込みがないですしね。このあたりの整備はすっかり後れを取っている感がありますね。

この記事へのコメント