蕨変電所の火災

今日は蕨の変電所で火災が発生して、東京圏のJRの運行に大きな影響があったようです。実際に燃えているシーンの動画が次々に流れてきて何事かと思いました。東京電力からの給電を受けて降圧し、傘下の直流変電所に給電する役割の変電所のため、ここがダウンしたことで多数の直流変電所も機能しなくなって、一気に広範囲で影響が出たということのようです。

先日の地震の影響もあるかも、という意見を見ました。その時に変圧器のブッシングなどにひびが入っていて、そこから徐々に絶縁油が漏れ、油面の低下で短絡などが起きて発火、という順序ですね。あるいは単に老朽化していただけなのかもしれませんが。燃えていたのはほぼ間違いなく絶縁油でしょう。

JR東日本は、信濃川の水力発電所と川崎の火力発電所を自営で持っていますが、そこから東京圏のすべての電力を賄うことはできないので、東京電力からの受電系統も持っています。系統図を見ると、東京を取り囲むように伸びている自営送電線の北側にこの蕨変電所があって、東京電力鳩ヶ谷変電所から受電しているのですね。これで蕨変電所が機能喪失すると、他に受電できるところはどこがあるのか、と思ってしまいましたが、結局蕨にも2系統があって、被害を受けなかった1系統で復旧したようですね。しかし当面燃えた系統は再開できないでしょうから、再び何か事故でもあれば長期停電が避けられないことになるのではないでしょうか。大急ぎで復旧することになるのでしょうね。

まあ平日でなかったのは不幸中の幸いということでしょうか。

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