ドアコック

京王線の刺傷・放火事件について、その後の情報がいろいろ出てきています。

運転士も車掌も、非常通報装置が扱われたために車内で何か起きているようだと気づいたものの、うまく通話ができずに状況を把握できていなかったとのこと。しかし非常通報装置が扱われたので次の駅に停車させようとしたということで、国領に止まったのは偶然ということになります。しかし、途中でドアコックが扱われてしまい、力行回路がカットされてしまったので、再加速できずに手前で止まってしまい、さらには勾配で逆戻りまでしてしまったようです。ドアコックは勝手に扱うべきではないですが、あまり変な照査を入れるといざというときに使えないかもしれず、難しい問題です。

停車しても、ホームドアと車両のドアがずれていたために、安全に降車できないと判断して車掌はドアを開放しなかったのだとか。結局これについては、今日の国交省からの指示でドア開放をすることになったようです。しかしどの場面でドアを開けなければならないのか、判断が難しいところです。

ドアコックについては、新幹線で走行中にドアを開けて飛び降り自殺をするという事件が発生したために、新幹線では速度照査をしています。ドアコックの蓋に錠がかかるようになっていて、停車時にだけ蓋が開く構造のようです。これで確かに勝手に扱われることは防げるものの、いざというときに本当に錠が外れるだろうかという不安もありますね。

結構難しい問題が多くて困りものです。

この記事へのコメント

2021年11月04日 06:31
おはようございます。

ドアコック 

103系などで座席下にシールで印をつけてあるのをよく見ましたが非常にの時に扱えるのかは疑問の位置でした。

新幹線の非常停車装置や踏切の非常ボタンなどどのくらい異常になれば使えるのかはやや疑問が残りますね。
旅の途中のとおりすがり
2021年11月04日 19:01
103系の頃からドアコックの場所が示してあったのは桜木町事件の影響もあるのでしょうね。ホームドアができて問題が難しくなってしまいました。
Tamon
2021年11月05日 00:58
ドアコックの明示は桜木町事故の影響ですね。
今だと鴨居のあたりにドアコックがあることが多いような。
たづ
2021年11月06日 01:12
車体外側にも付いてますが、どこの鉄道もホームドアがあるところまでは勘定に入っていないのではないでしょうか。
かつては車体下裾、台枠にぶら下がりでしたが高床ホーム対応で台枠上に蓋付きで埋めたり、妻板に配管を迂回させたりしてコックを付けていることが今は多いようです。しかしホームドアがある場合、外からはまるで届かない場所です。高さとしては電車床面上15~20cmの範囲ではないでしょうか。
無用で済むほうがいい設備なのですが、むしろ近年のほうが入用になってしまったというのは虚しい限りです。
Tamon
2021年11月08日 00:30
外から開ける対策まで考えると悩ましい問題ですね。