九州電力の蓄電設備導入

九州電力が豊前発電所に巨大蓄電設備を導入する計画だそうです。5万kW/30万kW時とは巨大な蓄電池ですね…。

太陽光発電や風力発電などは、出力の変動が激しいのが難点で、急に発電量が増えたり減ったりすると、既存の火力発電所の出力変動が追い付かずに停電になってしまう恐れがあります。水力発電所(揚水発電所を含む)は、急激に出力を変えることができるので調整役を果たすことができるのですけど、地形的な制約もあってそうそう増やすことができません。蓄電設備を入れれば、調整役を代わりに果たすことができるわけで、自然エネルギーの導入量を増やせるというわけです。揚水発電所もそもそも蓄電設備ですしね。

しかし、何といっても蓄電設備は高価です。今のところ大規模な電力網向けに実用になっている蓄電設備は揚水発電だけと言っても良いでしょう。蓄電が安価にできれば、解決する問題は山ほどあるのですけどね。

今回このような巨大な蓄電設備をどういう種類で導入するか気になります。さすがにリチウムイオン電池だと高価すぎるでしょうし。やはりレドックスフロー電池ですかね。あれは大規模電力網向けを考えていたはずですし。200億円となると、ちょっとした発電所並なのですけど、それでは解決しない問題を解決できますからね。コストや設備の特性などで詳しい技術文献が出てくるのを期待したいです。

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