トンネル内衛星測位技術のニューヨーク地下鉄での試験導入

ニューヨーク地下鉄で、地下トンネル内でGPSの測位を可能にする技術を試験するそうです。既にストックホルム地下鉄では実績があるそうです。

漏洩同軸ケーブル(LCX)を使って電波を出すようですが、GPSの技術では、測位衛星から受信位置までの距離によって電波の到達時間が変わることを利用し、複数の衛星からの距離の差を到達時間差を利用して検出して位置を同定していますから、LCXからまったく同じ電波をトンネル内に送り出すだけではうまく動かないはずです。このあたり、トンネル内の場所によって異なる電波の状況を作り出すのにどういう技術が使われているのでしょうか。技術解説の文書を読んでみなければわかりませんね。

現状では非保安分野に限定だそうですが、今年中にSIL2認証を取得予定であり、2年以内にはSIL4認証を取得する計画だそうです。仮にSIL4認証が取得できて、その位置測定精度が十分なのであれば、面倒な軌道回路も速度発電機を利用した位置検知も不要にできて、一気に保安関係が簡単になりそうです。

これはチェックしておくべきかもしれませんね。

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