六十谷水管橋の落橋事故続報

昨日起きた六十谷水管橋の落橋事故ですが、いろいろな情報が明らかになってきました。

まず、水管橋のすぐ下流側に紀ノ川大堰があるのですが、おそらくそこに設置されていたと思われる国土交通省の監視カメラが落橋シーンを捉えていたようです。今の時代、どこにでもカメラがあって記録していますから助かりますね。それによると、問題の橋の水管桁の中央部がいきなり折れて落ち込み、それに巻き込まれるようにしてアーチも崩壊していった感じでした。最初が水管の破損だったんですね。隣の管と接続する橋脚の上ですっぽ抜けたのかと予想したのですが、全然違いました。

また、隣の県道の六十谷橋のGoogleストリートビューの写真を撮影時期ごとに比較して、アーチから桁をつるしているハンガー2本が、事故の1年前の段階で既に破断しているのでは、と指摘している人がいました。確かにその指摘の写真を見る限りでは、ハンガー2本は途中で切れてしまっているように映っています。もし、ここが既に破断していて、他の部位で何とか橋の構造を保っている状態であったとしたら、そこから追加でさらにどこかが破損したときに一気に構造が崩れ落ちてしまう、というのはありえそうな話です。

しかし、水管橋は毎月1回点検していたという話が出ていました。では、何を見ていたのかという感じです。水管そのものの錆びや水漏れだけが点検項目になっていて、橋の構造自体を見ていなかったのでは、と思ってしまいます。これは結構重大な問題の気がします。

復旧はとりあえず県道の橋に水管を仮設する方向だそうで、そうなるんでしょうね。早いところ原因究明と復旧ができればいいのですが。

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