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zoom RSS 南アフリカの鉄道事情

<<   作成日時 : 2015/06/03 13:00   >>

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RGI誌2015年3月号に、南アフリカの鉄道事情についての話がありました。南アフリカは、日本と同じ3フィート6インチ狭軌を採用している国ですが、旅客輸送は一部の都市輸送以外は衰退してしまっており、貨物輸送が中心の国になっています。一般的な路線でも許容軸重は20トンあり、鉱石輸送線などでは27トンまで使えるところもあります。狭軌でもここまでの大規模貨物輸送ができるのだ、という事例のある国です。

最近になって、旅客輸送はプレトリア首都圏でわざわざ標準軌を採用したハウトレインという通勤列車が開通していますけど、今回はそうではない、狭軌の貨物輸送の話ばかりでした。やはり、南アフリカは資源のある国であり、膨大な資源輸送の話がえんえんと書かれています。プレトリアの東側に石炭の大きな山地があるのだそうで、これを海へ積み出すために残された単線区間を複線化するとか、新たな機関車を導入するとか、そういう話が書かれています。港までの路線は電化されているのだけど、直流3000V区間と交流25000V区間があって、途中で機関車を交換していたのが、両対応の機関車を導入してスルー運転にする、と書かれています。そもそも、なぜそんなに輸送量のある路線を途中で電化方式を変えたのか、というのが疑問ですね。石炭については、さらに内陸にも膨大な埋蔵量があるけれど、海までの距離が長くてあまり手が付いていないそうで、短絡線などを整備して何とか開発したいとか。隣国ボツワナにも埋蔵があるのだそうです。

シシェンの鉄鉱石もまた膨大な量があります。サルダニャの港まで、交流50000V電化という珍しい方式が採用されています。ここも輸送力増強を計画しているようです。そしてシシェンよりさらに北にマンガン鉱が埋蔵されているのだそうですが、こちらはサルダニャではなく、別の港へ運ぶのだそうで、こちらもまた輸送力増強計画中だとか。

総じて、まあこれだけよく資源があるものだ、と思わされる記事です。日本のような資源のない国からすると羨ましい話です。もちろん、資源があればあったで、資源の輸出で自国通貨が高くなってしまい工業が壊滅してしまう、いわゆる「資源の呪い」の問題があるわけですけど。

しかし、ここまでの大量輸送だと、もう標準軌の貨物輸送専用線でも造った方がいいんじゃないか、という気もしてきますね。

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