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zoom RSS 鉄道ピクトリアル2015年9月号

<<   作成日時 : 2015/08/01 13:00   >>

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鉄道ピクトリアルの2015年9月号を読みました。「鉄道の戦後70年」特集ということで、戦後の鉄道の話を幅広く取り上げていますが、やはり中心は戦後直後の話ですね。

しかし1冊の月刊誌ではなかなか手が回りきらないものですけど、モハ73形や私鉄規格型電車などの話が盛り込まれていて、なかなか面白かったです。私鉄規格型電車は中川浩一先生が名づけたもので、車両業界では使われていない言葉だ、という指摘はなるほどと思いました。まあ、戦後車両工業界が復興してくると、各私鉄の独自オーダーに対応する生産が間に合うようになって、あっという間に規格型は消えてしまうのですけど。やはり、規格生産は理想なので何度も規格化の試みがあったことまで紹介されていました。こういうのは、共産圏でもないと無理でしょうね。

多扉車の話も面白いです。ワイドドアや5扉・6扉など、過酷な通勤事情に耐えるために登場した、一般的ではないドア装備車だけを取り上げて事情を解説した記事があって、こういう視点もあるかと思いました。単発的に、それぞれの車種の解説では出てくるのですけどね。そろそろ混雑が緩和してきて、一時期のみの存在に終わりそうだとまとめていますが、でも、京阪の5扉車はまだ当分使われそうに思います。

ミャンマーの環状線の記事はなかなか良かったです。いつも、ミャンマーの鉄道に関する記事は、日本から送り出された中古気動車の詳細についてひたすら書いているという感じで、ミャンマーの鉄道事情全体が全然わからないものばかりだったのですが、今回はミャンマー環状線全体について触れていてとてもよかったです。日本以外から購入した車両にも触れられており、全体の路線図が掲載され、歴史も簡単ですが触れられていました。同じ人が書いているのに、今回はどういう考えの変化だ、という感もあります。

まあ今回はなかなか良かったように思います。

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コメント(4件)

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車両のドアの大きさは車両設計士さん(京浜急行さんだったかな?)の考えであえて片引きドアーでも両開きドアー(当時の比較にされたのは国電101系・103系)のお客の乗り降り数に大差がないと結論されることがあるようですね。

@ユニークな例では現在まだ予定の段階のJR西の323系(仮)の場合は乗車位置によって両開きドアーの大きさを変える試みが試されるようですね。
とうこ
2015/08/03 08:14
片開きはこだわる理由はないと思うんですけどね。
実際あれのせいで、エアコンのない時代に開口部が制約されていましたし。
Tamon
2015/08/04 02:13
京急は日野原副社長の方針で片開きに固執しましたが、彼が退職した後に設計された2000系以降は両開きになっていて、彼の個人的な見解が会社の車両設計方針を左右していた状況が明らかになってます。
ちなみに、日野原時代の京急は1,300mm幅の両開き扉3カ所設置と1,200mm幅の片開き扉4カ所設置を比較検討して自社線内専用の700系と800系で片開き4扉を採用しているのですが、都営1号線直通では協定があるため4扉にできず、また1,200mm幅の片開き扉では混雑時に障害になったため、結局彼の退職後85年より新造の1500系ではしれっと1,300mm幅の両開き3扉に変更しています。

まぁ、その前に新造の2000系では1,300mm幅の両開き2扉にしているので、これで1,300mm幅の両開き扉の効能を見極めた上で1500より本格採用した形跡があるのですが。

なお、片開きで両開きと同程度の乗降数を実現するには単純に考えてもドアエンジンを両開き用の倍速に近い高速動作をするタイプとすることが必要で、これを意図的に無視し片開き優位と判じた日野原氏の主張にはいささか難があると思います。
通りすがり
2015/08/04 11:51
やっぱり、片開きに拘っている特定の人がいたんですよねぇ。
どう考えても合理的には思えない。
Tamon
2015/08/05 00:12

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