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zoom RSS 鉄道ピクトリアル2015年10月号

<<   作成日時 : 2015/08/31 13:00   >>

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鉄道ピクトリアルの2015年10月号を読みました。特集は「ターミナルシリーズ 新宿」です。ターミナルシリーズは特定の駅に付いて取り上げたもので、上野、東京とこれまでに2巻出ていて、3巻目が新宿となりました。

まず新宿駅の歴史の概観をする記事があり、よくまとめられていました。日本鉄道による山手線の開業から話を始めるのは定番ですが、甲武鉄道が乗り入れてくると急激に発達して、なかなかわからなくなってきます。もう気づいたころには山手・中央緩行・中央急行・山手貨物と路線が出そろってしまっている感がありますが、実際には順次整備されてきているはずで、そのあたりをもう少し詳しく書けるとよかったのかなという感があります。

また街の発展との関係ももう少し書けるところがあったように思います。新宿大ガード(青梅街道)は最初から立体交差だったのだろうか、と疑問を持ちます。甲州街道の方は最初は踏切だったと触れられていましたが。西口は長らく淀橋浄水場だったわけですけど、駅前はどんな感じだったのか、京王が戦争末期の変電所被災で甲州街道の坂を登れなくなって、急遽新宿西口に駅を造ってそこに乗り入れることになりましたが、そこの土地には元は何があったのか、そういうあたりが気になります。京王の乗り入れた場所は、東急東横線が新宿へ延伸してくる構想があって、あらかじめ東急が手に入れていた土地だと聞きますが、では東急はどういう土地を買っていたのか、地上げでもしたのだろうか、と気になるところです。

国鉄貨物輸送で1本の記事を書いてくれたのはありがたいです。どんな品物が発着していたのかもある程度統計などが出ていて面白いです。本当は欲張れば、山手貨物線と中央本線の交点にある駅として操車機能があったわけで、どういう操車作業が行われていたのか、輸送体系はどうなっていたのか、というあたりがわかれば面白かったのですけど、なかなかそこまでは難しいでしょうか。貨物扱い設備がどんなだったかもわかればよいのですが、今のところは写真や配線図から想像するほかないですね。

民鉄はあまり扱わない、としていたものの、写真特集などで十分補われていて、ある程度つかめる感じになっていますね。小田急は需要の見込みを誤って、2回相次いで新宿駅の大改造を余儀なくされたわけですが、1回目の改造工事も、当時としては民間会社として負担に耐えられる限界に近かったのだ、ということが触れられています。

特集外で、横須賀線の電車の連載が始まったようで、これは面白いです。最近、高崎線の電化後の輸送史をとりまとめた記事が出ていましたが、こちらは横須賀線の電化後がある程度分かる感じにまとまっているようです。これは楽しみですね。蒸気機関車時代がどうだったのかも興味があるところではありますが。

今月はなかなかよい感じにまとまっていました。ターミナルシリーズ、今度は大阪/梅田といった特集を読んでみたいですね。

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