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zoom RSS JR神戸線架線切断事故

<<   作成日時 : 2015/11/16 13:00   >>

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今朝は、JR東海道本線・山陽本線(神戸線)で、人身事故に続いて架線切断事故まであって大混乱だったようです。

人身事故そのものは時折発生することです。しかしそれに続いて架線事故というのが…。先行列車に詰まって新快速が停車した際に、エアセクション内停止をやらかしたらしく、架線を溶断してしまったようですね。少し前に根岸線(京浜東北線)でもやらかしたばかりでした。根岸線の件を受けて、鉄道ジャーナル2015年11月号に執筆された記事で、金沢工大の永瀬先生が、スリ板の材質変更の影響を指摘されていました。焼結合金を長らく使っていたのが、架線への摩耗を減らすためにカーボンスリ板に変わってきているそうです。それ以降にエアセクション停止事故が目立つようになっているので、カーボンスリ板は発熱が大きいとかの問題があるのかもしれません。

現実問題として、エアセクション内の停止を完全に防止することは、人間の注意力だけでは限界がありそうです。根岸線の時も、デジタルATCでエアセクション内の停止を防止するはずが、運転士が衝動緩和などの目的で手作業でブレーキをかけて結果的にエアセクション内に止めてしまうということになってしまいました。しかしまた、これを自動で完全に防ぐシステムを作って組み込もうとすると、ただでさえ重厚長大でコストの高くなっている日本の鉄道システムがさらに複雑なものになってしまうんですよね。

およそ簡単な解決策は浮かばないですね。あるなら、もうとっくに採用されているでしょうし。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
架線切断事故の詳細説明ありがとうございます、
カーボンスリ板が原因だとは・・困ったものですね。
とうこ
2015/11/17 08:47
戦前からのパンタグラフ発達史を考えると、架線摩耗を避けるために接触抵抗が焼結合金(ブロイメット)の10倍になる、つまり集電容量が1/10しか取れない代わりに自己潤滑性のあるカーボンを積極的に採用するというのは、運行頻度が高いために架線摩耗が大きく保守が大変という事情を考えても、個人的には本末転倒な気がします。
通りすがり
2015/11/17 19:31
接触抵抗が大きいのはなぁ…。
電圧降下が大きく発熱量も増えるということですしねぇ。
Tamon
2015/11/17 23:35

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