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zoom RSS 総武・東京トンネル(下)

<<   作成日時 : 2016/03/12 13:00   >>

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前回購入した『総武・東京トンネル(上)』に引き続き、『総武・東京トンネル(下)』を購入して読みました。前回が総武トンネル側で東京駅までを記述していたのに対して、今回は東京駅から品川の出口までです。

こちらもまた、シールドトンネルを駆使して実に困難な工事を遂行したものです。東京から新橋までの区間で、上下線が離れて通っている区間があるとは知りませんでした。確かに地図ではそこまで正確に地下線の位置は描かれていませんし、列車に乗っていてもわかるわけではないですからね。田町のあたりでは、運河の底を通っているのだそうで、手元の地図だとその隣の道路の下を通っているように描かれていて、やはり地下線の位置は不正確ですね。

東京駅と新橋駅の地下構造部の3次元立体図はわかりやすく、よくこういう図を描いたものです。正直、私は図を描く能力があまり高くないので、特に3Dの作図能力については学習していきたいところです。

ミスもいくつかあり、たとえば6ページに写真6のキャプションはあるが写真本体が無い、13ページの写真17と写真19はキャプションが逆、18ページは写真50と51のキャプションが49と50になっている、など、そこここにあります。ただ内容的な問題点として最大のものは、横須賀線の旧貨物線経由の運転開始、総武快速線への直通運転開始を1976年(昭和54年)と書いていることで、1979年(昭和54年)の単純な誤りとしてみても、実際には1980年(昭和55年)からの運転開始ですので、誤解がありますね。横浜羽沢を経由する貨物線に貨物列車の運行が移転したのが1979年で、その後1年をかけて旧貨物線の改修工事を行い、1980年から横須賀線の旧貨物線経由の運行が開始されています。

開業以降のATCからATS-Pへの更新、湧水対策、換気システムの変更などについてもきちんと押さえられており、実によくまとまった資料になっています。こういう本が商業的に出てくれればよいのですが、なかなかそうもいかないのでしょうね。次回作に期待したいところです。

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コメント(2件)

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言われてみると、確かに東京−新橋間で上下線が分離してる区間がありますね。あそこ通る時は大体G車で寝てたりするのであんまり意識したことはないですし、そもそも客の立場では複線トンネルでも単線トンネル並列でも特に関係ない話なんですが(苦笑)。
通りすがり
2016/03/16 20:52
南側も単線トンネル並列ではあるんですが、横に並んでいるんです。
大きく離れているのは東京-新橋だけですね。
Tamon
2016/03/16 22:38

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