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zoom RSS 木場駅改良工事

<<   作成日時 : 2016/10/14 13:00   >>

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東京地下鉄東西線の木場駅を改築する工事の記事がありました。もう2年も前の記事ですが。

シールドトンネルで建設された地下鉄の駅を、地中連続壁で囲ったうえで開削して、シールドのセグメントを解体して拡幅してしまう、という工事です。列車を走らせながらセグメントを解体するというのも大した工事だと思います。全体に圧力が均一に掛かっているからこそリングが正しい形を保っているのではないかと思うのですが、土砂を一部除去した際にバランスが崩れないのでしょうか。

この種の工事としては世界初だと、東京地下鉄では言っている、とあります。これがどこまで限定して言っているのかよくわからないのですけれど、営業線でシールドを改築した例としては、イギリスのロンドン地下鉄ノーザン線(当時はシティ・アンド・サウス・ロンドン鉄道)があります。いわゆるチューブと呼ばれる、深い地下にシールドトンネルで構築した路線で、それまでの半地表式と呼ばれる開削工法で造った地下鉄に比べてずっと小さな車両限界となっています。

ノーザン線は深い地下のシールド工法での地下鉄としてロンドンで初めての路線だったためか、特に小さい車両限界を採用しており、開通してからしばらくしてから車両限界の拡大工事をやりました。この際に、列車を走らせながら、リングを構成するセグメントを取り外し、外側を掘削して広げた上で、スペーサーをかませたセグメントを再設置することで拡大してしまうという工事をしたようです。これ、物凄く難しい工事だと思います。もともとチューブはほとんど車両限界の余裕がないですから、列車が来た時に待避する場所はまともにないはずです。一部の車両限界を拡大した部分から横に進んでいくしかないように思います。これを列車を走らせながらやった、というのはほとんど狂気のように思いますが、案の定失敗して、支保工の柱に列車が当たってトンネルを崩壊させてしまう事故をやったそうで、途中で運休に切り替えたようです。

まあ、東京地下鉄がどこまで過去の事情を調べた上で言っているのかは、よくわからないですね。

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