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zoom RSS 南阿蘇鉄道復旧資料

<<   作成日時 : 2017/04/16 13:00   >>

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国土交通省から、南阿蘇鉄道の復旧に関する報告書が公開されています。

犀角山トンネルは、途中で歪んでしまっているんですね。全体に覆工補強を行うとともに、高森側の歪んだ部分は山自体を撤去してしまうことが提案されています。これは、高森側に隣接する第一白川橋梁の復旧工事ヤードにすることを兼ねてのものなのでしょうね。戸下トンネルについては覆工を補強する程度のようですけど、合わせて20-25億円程度の費用が掛かり、3年程度の時間がかかる見込みとのことです。

南阿蘇鉄道の土木的ハイライトと言ってもよい、第一白川橋梁は、地震後の写真だとそうたいした被害ではないかのようにも見えたのですけど、両側の橋脚間隔が短縮されるような大きな変状が発生しているようです。そのために部材に無理な力が掛かって損傷してしまっているようで、これだと多少の補修では無理なんでしょうね。全面的に架け替えということになってしまうようです。おおむね同じ形式の橋を架け変えるようなイメージにも見えますが、立野側のトンネルが40メートルほど撤去されて、架け替え工事のヤードになりますので、多少景観が変わってしまうかもしれません。

今の第一白川橋梁は、昭和初期の工事で、クレーンを組み立てて、橋の部材を1個ずつ吊り上げて所定位置に設置していくことを繰り返して完成させたものです。アーチ橋ですが、活荷重がかからなければ、中央部が閉合していなくても自重を支えられる構造だということなんでしょうね。一時的な足場は組んでいなかったようです。当時のことだから、あまり道路を利用した工事ではなかったのでしょうけれど、両側をトンネルに挟まれたあんな場所で良く工事をしたものだと思います。現代の観点では、作業ヤードを造ってそこにトラックで搬入できないと厳しい、ということなんでしょうね。

それにしても、5年程度の時間と40億円の復旧費用というのは、かなり高くつくものです。費用便益費では正当化できないでしょうね。災害復旧を名目に国費を大幅投入しなければ、到底無理です。

これ以外の立野橋梁や斜面の崩壊などは、1年程度の時間と5億円程度の復旧費用ということで、これはそこまで大きな被害ではなかったのですね。

JR九州側からの豊肥本線に関する本格的な復旧の資料は出てこないものでしょうか。

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