小笠原村議会がオスプレイ導入を求める

小笠原村議会が、急患輸送のためにオスプレイを導入することを求める決議を採択したそうです。採択は4対3だったそうなので、結構ギリギリで意見が割れていたことをうかがえます。

オスプレイは、ヘリコプターに比べると確かに高速なのですけど、導入費用も運用費用もヘリコプターとは比べ物にならないくらい高価なはずで、どこまでこういう機材を導入できるのかという感じがします。少なくとも、現状のドクターヘリのようには導入できないでしょう。

一方、現状で小笠原の急患は、厚木にローテーション配備される海上自衛隊US-2飛行艇が輸送を務めているはずで、これとの比較も必要でしょう。飛行艇は海面に降りられるので、飛行場のない小笠原からでも急患を運べるわけで、かなりの実績があります。とはいえ、海面が荒れると飛行艇では難しいことも事実です。オスプレイなら地上に降りられるので、もしかすると悪天候でも飛びやすいのかもしれません。そのあたりは専門家でないとわからないですが。飛行性能的には、垂直離陸機能に巡航性能を付加したようなオスプレイよりは、海面に降りる機能を備えているとはいえUS-2の方が速いと思うのですが、このあたりはどちらが有利なのでしょうか。またコスト的にも、US-2は海面に降りるために常時海水を浴びてしまい、耐用年数が大変短いという問題があります。トータルで見て、どちらが安くて任務を確実にこなせ、かつ悪天候時の確実性があるか、というところでしょうね。

まあ、そういうところに注目している人たちもいるんだなぁと思った次第です。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック