新潟BRTトラブル

新潟のバス高速輸送システム (BRT) が5日に開業したものの、トラブルを起こしているようです。運賃システムがトラブルを起こして、2日連続で終日無料にしたとか。これは結構大変ですね。

本来、BRTというと専用道を走っているイメージがありますが、新潟の場合は専用道の準備ができなかったようで、乗換拠点の整備が行われた程度のようです。BRTの5要件は、専用車線、車線の中央配置、運賃の車外での徴収、交差点の通行管理、プラットホームを使った水平な乗降、が挙げられているようで、このうち実現しているものが多いほど優秀なBRTということのようです。要は、他の自動車に妨げられないように高速で走れる専用車線を用意し、交差点で他の交通と交差する場合はバスに優先権があるように信号機を制御し、車内での精算に時間がかかることのないように駅の改札口のような仕組みでバス停側で運賃の精算を行い、乗降をスムーズにするためにステップのない平坦なプラットホームを用意する、ということですね。

今回の新潟ではほとんど用意できていないようです。そもそも、バスの運転手の不足が深刻になっているため、市街地中心部まですべての支線系統が直通しているのを改めて、郊外の乗換拠点に支線を集め、そこからはBRTで一気に市街地中心部へ大勢の乗客を運んでしまおう、というのが今回のアイデアだったようです。この区間を十分高速大容量化できれば良かったのでしょうけど、連節バスを4台しか入れていないそうで、輸送力的にもまだ不足でしょうし、専用車線を用意できなければ高速化もできず、乗換の手間が発生して乗客の不満が増えるだけでしょうね。乗り換える以上、運賃精算システムは強力なものが必要ですが、それが混乱をきたして無料化、という事態になったようです。

まあ、最初はいろいろ混乱を起こすのだとは思いますが、取り組まなければ改善しないですからね。BRTが本当に高速性を発揮できるように、さらなる改良の取り組みに期待したいところです。

この記事へのコメント

とうこ
2015年09月09日 06:10
BRTに専用レーンが用意されていないと・・ただの「路線バス」だね^^:

料金無料にお客様ニコニコでしょうねぇ。
Tamon
2015年09月09日 23:35
確かにどこがBRTだよ、という感じですな。

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