F22ベースの支援戦闘機案

毎日新聞が、航空自衛隊のF2支援戦闘機の後継を、F22をベースに日米共同開発するという話を記事にしています。まだ「浮上した」だそうなので、検討段階なのでしょうけれど。

F4戦闘機を更新する際に、日本側がF22の購入を希望していたのに認められず、結局F35になったという経緯があるのに、今度はF22ベースで承認されるのでしょうか。F2をF16ベースで日米共同開発したときにも、肝心のところをなかなかアメリカ側が開示してくれなくて困った、というような話を聞いた覚えがあります。そうなると、そもそもF22を売ってくれなかったアメリカが、ほいほいとなんでも開示してくれるとは思いにくいのですが。

F22は制空戦闘機という印象が強く、それをベースに支援戦闘機(つまり攻撃機)を作るというのは、なんだか不思議な感じです。F16はマルチロールファイターだったから、F2で対艦用途に強化してもそれほど不思議ではなかったのですが。F2でASMを4本積んで飛ぶというのが絶対条件だったわけですけど、F22ベースで同じようなことができるのでしょうか。対艦ミサイルを積むとステルス性能が失われる、などということになれば、価値が大幅に減ってしまいますよね。

また、F35の方がいろいろな用途に使う戦闘機という印象があります。だからこそ、F35の方が支援戦闘機の後継に良かったんじゃないのか、という気がしますけどね。まあ、同じ形式の戦闘機だけに固めると、欠陥が見つかって飛行停止処分になると防空に穴が開く、ということもありますし、F35とF22ベース、それに現行のF15をもう少し引っ張るということで、3機種になればある程度冗長性を確保できるのかもしれません。

まあこれはまだ、浮上した段階ですので、これからどうなることやらですね。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック