箱根登山鉄道の試運転

昨年の台風19号で被災して不通となっている箱根登山鉄道ですが、復旧作業が進み宮ノ下付近まで試運転電車が入っているそうです。かなり酷い被災をしたと思うのですが、よくぞここまで直したという感じです。

1時間に2本程度のダイヤで試運転とありますね。試運転にしても結構な列車本数を用意するものです。新線開業時に運転士の訓練が必要であれば、実際に営業運転するときとほとんど変わらないダイヤでしばらく訓練運転を繰り返していることはありますが。設備の確認だけでこんな本数が必要なのでしょうか。1年近く運転していなかったから改めて訓練なのかもしれませんが。

昔の新線建設の記録を読むと、物凄く工事が早くて着工して1年もあれば開通してしまう路線がたくさんあり、それも工事を終えるとちょっと試運転して営業開始、みたいなところが多く、本当にこれで満足に訓練できているのだろうかと思ってしまうところがあります。昔に比べると今は随分慎重になったのでしょうけど、この迅速度の差は何だろうと思うところがありますね。

この記事へのコメント

旅の途中のとおりすがり
2020年06月04日 22:11
https://odawara-hakone.keizai.biz/photoflash/3661/
こちらに6月2日(試運転開始前日)撮影の写真が載っていますが、この時点ではまだ枕木の下に道床が入っていません。もしかすると、普通なら機械で道床をつき固めてから試運転するところ、箱根登山線の急勾配・急曲線に対応した保線機械はないので、代わりに電車を何回も走らせることで道床を固めているのかもしれない、と思いました。あるいは、固めているのは道床でなく路盤の方かもしれませんが。
 まだ復旧工事中の蛇骨陸橋の辺りは、今後同様の被害に遭わないように線形を変えるということでしたから、新線同様の入念な試運転が行われそうです。
Tamon
2020年06月05日 00:56
あー、なるほど。80パーミルですからね。保守車両も特殊なものが必要なのかもしれませんし。