東海汽船のジェットフォイル新造船

東海汽船で、ジェットフォイルの新造船が就航するそうです。

ジェットフォイルはもともとボーイングが開発した高速船ですが、川崎重工業が国内でライセンス生産をしています。ボーイング自体も撤退してしまったので、今では川崎重工業しか造れないはずです。しかし1990年代中頃までに一通り必要な航路にはいきわたってしまったようで、その後25年も建造がない時代が続いていました。

川崎重工業としても、技術者を維持するためにはそろそろ建造しなければならなかったのでしょうし、運用している各社としても当時導入した船が老朽化して更新時期になっていたので必要だったのでしょうが、過去にはある程度まとまった隻数を発注してもらえないと採算に合わないという話がでていました。今回、結局のところ1隻しか建造が決まっていないのは、川崎重工業側が技術維持のために多少持ち出しでもやったということでしょうか。佐渡汽船の更新の話はどうなっているのでしょうね。

JR九州の子会社が運航する、韓国の釜山と結ぶ「ビートル」もジェットフォイルでしたが、ここはオーストラリアの会社に依頼してまったく別形式の高速船を造ってしまいました。各社共同でまとまった発注をするものかと思っていたのですが…。今後どう続くのか気になりますね。

この記事へのコメント

旅の途中のとおりすがり
2020年07月10日 12:35
佐渡汽船は、小木-直江津航路の経費圧縮のため、現在使われているカーフェリーより定員が少ないジェットフォイルに変えることを検討しているそうです。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO61247400X00C20A7L21000
ジェットフォイルは、高速で海を渡る需要があるところでないと導入できず、かといってそのような需要が多ければJR九州の関釜航路のように別の型の高速船のほうが適切になるので、適した航路が少なくなってしまいますね。
Tamon
2020年07月11日 01:24
高速カーフェリーというのも各社死屍累々ですね。船会社というのもなかなか経営的に難しいものです。