東海道新幹線のチケッティング

日刊工業新聞で、東海道新幹線のチケッティングの記事が出ています。現状、EX-ICを利用したチケットレス乗車は4割強だそうです。東海道新幹線は、頻繁に利用する人が多いので、自然とこういう便利な制度は定着していくのでしょう。

一方で、JR東海の運輸収入の約4割がJR東日本とJR西日本の窓口販売と書かれています。運輸収入の、ですから、必ずしも新幹線の4割とは言えないのですが、実際のところJR東海の運輸収入のほとんどは東海道新幹線ですし、在来線に関していえば名古屋圏で閉じた輸送の方が多いはずで、他社の窓口で発券される輸送はほんのわずかでしょう。そう考えると、依然として他社窓口で発売される割合は高いということになります。これは意外な感じですね。帰省で使うくらいの人なら、ずっときっぷを使っているからそのまま、という人もそれなりにいるかもしれませんが、出張利用ならもうエクスプレス予約に移行してしまっているものだとばかり。

また、2017年のスマートEX導入時に、ICカードに情報を書き込む方式から、ICカードのIDに基づいてセンターサーバーに照合する方式にした、というのも初めて知りました。そもそも、エクスプレス予約はウェブで予約して改札を通過するので、改札を通過するまで予約情報をICカードに書き込めるタイミングがなく、その時点で書き込んだとしても出口の改札でセンターサーバーに情報を問い合わせる処理を省けるだけなので、当然にIDでサーバーを参照しているのだとばかり思っていました。最初は違っていたんですね。実際、EX-ICは在来線のICカード改札に比べて若干反応が鈍い気もします。

在来線のSuica/ICOCAなどは、カードに書き込まれている残高情報/定期券区間情報とセンターサーバーで保持している情報の両方を参照していて、改札ではカード情報で処理をして通過させてからサーバーへの反映を行うという時間差処理をしているのだそうですが、そういう話は新幹線では出てこないですよね。あらかじめ予約してから乗るものと、特に予約なく乗車するものの差が出ています。

QRコードを使った乗車にも対応する予定だそうで、当然の発展が進んでいきそうですね。

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