京都府における未成鉄道研究史

今日は京都府立京都学・歴彩館で開催された歴史資料講座「京都府における未成鉄道研究史」を聴講してきました。

9時過ぎに自宅を出発。久々に阪急で京都市内へ向かいました。先月の国会図書館訪問も京都府ではありますが、精華町ですし、近鉄で行きましたからね。烏丸/四条で京都市営地下鉄に乗り換えて北山に到着しました。

この施設は、かつての京都府立総合資料館にあたる施設で、総合資料館の時代にも1度来たことがあります。まだ北山駅を出てすぐのところに古い建物もそのまま残っていますが、閉館して封鎖されているようで、今後どうするのでしょうね。新しい施設はそこから200メートルほど南に建っており、図書館の資料などもすっかり移管されており見違えるような綺麗さです。新しくなってからも1度訪問したことがあります。

ちょっと時間があったので図書室でいろいろ資料を見てしまいました。こういう施設に来ると、やはりいろいろ見たいものが出てきます。その後、昼食に外に出て、戻ってくると開場時間近くになりました。会場には既に列ができていて結構聞きに来るものだと思いましたが、50名の定員には達しなかったようです。

未成線自体を紹介するというより、未成線研究の歴史を紹介するというもので、それに合わせて実際の京都府内の未成線の話が出てくるものでした。1975年に京都府立総合資料館の紀要に発表された論文がほぼ嚆矢なのだそうで、公文書を基に未成線を列挙し、一部について詳細分析し、さらに関連法制の変化についてもまとめているという、京都地区の未成線研究の基準になるものだったそうです。以降はこれを参照しないと始まらない、みたいな感じだそうです。

これはぜひ写しを入手しないと、図書室にあるだろうか、と思っていると、なんと倉庫から当時の紀要がたくさん出てきて、もう処分するものなので欲しい人はどうぞ、と言われて、タダで紀要を入手できてしまいました。これはありがたいです。

やはりきちんと公文書を探していくと、今一般に言われている鉄道計画は後の時代の人が勝手に想像を付け加えてしまっていることが多く、当時の実際の計画と異なっていることが多いそうです。まあそういうものなんでしょうね。

講演会後、少し時間をおいて山陰本線や新京阪鉄道(阪急京都線)のルート選定の経緯について話をするということだったのですが、私は今日は帰宅する時刻が都合で決められていたので、そちらは聞けずに帰ることになってしまいました。とても残念です。しかし講演会は有意義でした。

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